『ひとつ たくさん』描写もリアルで、子どもと一緒にかず遊びを楽しめる【絵本レビュー】

絵本レビュー

絵本について

タイトルひとつ たくさん
著者長野博一
ページ数31ページ
対象年齢(不明)
言語日本語
出版社福音館書店
発売日1976年5月1日
基本情報
https://amzn.asia/d/1VLdGAS

評価

読んでいた期間:1歳3ヶ月ごろ〜2歳(2024/01/03時点で更新中)

項目評価
絵のリアルさ★★★★★
ストーリーの現実味★★★★★
言語表現の適切さ★★★★★
リズムと構成の良さ★★★★☆
子どもとの対話性★★★★☆
ポジティブな表現★★★★☆
総評★★★★★
評価軸

あらすじ

子猫がバッタを見つけるところから始まります。リンゴやお皿、犬など、さまざまな障害物?に出くわします。ときには倒し、ときには驚きながら、子猫がバッタを追いかけていきます。

感想

まず、絵が非常に綺麗なところに惹かれます。子猫やバッタ、子どもたちの表情なども繊細に描かれているため、とても愛くるしく絵を見るだけでも楽しいです。ここまで丁寧に描かれている絵本は少ない印象を受けました。

日本語独特の数え方も学ぶことができます。1歳8ヶ月頃からは、「りんごがひとつ、ふたつ、みっつ…」と数えて読んでいると、娘が絵を指さして数えてくれます。ページによっては「いっぽん、にほん…」と読んでくれることも。子どもの成長が楽しめる点も、本書の良いところですね。

ただ、絵本自体が古く再販もされていないため、新品で手に入らないところが少し残念です。

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